鳩被害はすぐに対策を!ベランダを鳩の巣をつくる前に

鳩被害はすぐに対策を!ベランダを鳩の巣をつくる前に


アパートやマンションのベランダ・バルコニーに鳩の糞が落ちていたことはありませんか?
実はこれが大問題に発展する可能性があるんです。
そのまま放っておくと大変なことになってしまう可能性がたかいんです。
ここではその鳩被害について説明していきたいと思います。

鳩被害が増えた理由

鳩はどこでも見かける鳥のひとつですが、鳩が巣を作る場所は、昔は崖や川原の穴倉でした。
しかし自然の環境ではカラスや鷹などの鳥類、ネコやイタチなどの哺乳類、ヘビなどの爬虫類など天敵が多いため、自然界では生存していくのが大変でした。

アパートやマンションという環境は、人間のおかげで天敵に襲われる確立が減るので、鳩にとって住処に適した場所となっているのです。
また餌の面でも街中にいた方が入手し易いということも影響しています。
人間が出す餌は、高カロリーで、簡単に食べられるからです。

こうして鳩が生活しやすいアパートやマンションのベランダに住みつくことが増えたことによって被害が増えているのが現状です。



鳩被害の種類

鳩被害
鳩被害には2種類あります。
・畑に蒔いた種を食べられてしまう農業被害
・糞害などによる生活環境への被害

特に最近の都市環境によって起こる「糞害による生活環境への被害」は、鳩と人間の距離が近くなったことで、騒音被害や糞害などが深刻な問題となっているのです。

騒音被害で早朝に起こされたり、糞害によって洗濯物が台無しになるなどはよく耳にするようになりましたし、鳩がアパートやマンションのベランダに住みついてしまうという被害も増えています。



鳩の糞害

野生動物はいろいろな病原体を持っている場合があり、鳩も当然持っている可能性があります。
人と鳥類の共通感染症には、

・高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)
・オウム病
・カンピロバクター症
・サルモネラ症
・クリプトコックス症

などが有名ですが、この中で鳩が媒介する感染症としてはオウム病とクリプトコックス症があります。

これらはいずれも、鳥との接触や、保菌鳥の糞の乾燥塵埃を吸うことで感染します。

オウム病

風邪やインフルエンザに似た症状です。
感染してからの潜伏期間は1~2週間で、突然の発熱から、頭痛、倦怠感、筋肉痛や関節痛などの症状を引き起こします。
重症化すると肺炎や呼吸困難、髄膜炎を起こし、まれに死亡することもあります。
高齢者は重症になることが多いので注意が必要です。

クリプトコックス症

カビ(真菌)の一種によって起こされる感染症です。
糞に含まれる胞子は2年以上も生き続け感染源となります。
免疫が低下していると発症することが多く、健康な状態での発症はほとんどないと言われています。
症状は皮疹や皮膚炎、咳・喀血・胸痛などを起こします。
しかし重症の脳髄膜炎症例では嘔気・嘔吐や項部硬直、性格変化や意識障害などの神経症状などを起こします。

このように鳩の糞には伝染病の感染リスクが伴っており、「汚い」だけではなく、場合によっては大変深刻なものになる可能性があります。

もしお住まいのアパートやマンションのベランダ・バルコニーなどに鳩が来るようになったら、巣を作らせないためにも、一刻も早く追い出す対策を講じる必要があります。



鳥獣保護管理法の影響

鳥獣保護
鳩はドバト、キジバトの2種類いますが、主に公園や市街地にで見慣れている鳩はドバトです。
キジバトは狩猟期間内なら一定数の捕獲が可能ですが、ドバトの捕獲や殺生は違法となります。
ドバトを許可のない捕獲や殺生した場合の罰則は、1年以下の懲役か100万円以下の罰金というそれなりに重い罪となります。

自分の敷地内でもドバトの捕獲や巣を破壊したり卵やヒナを処分したりすることも犯罪です。
鳩を衰弱させたり、過度に威嚇することも違法になるケースもあります。
処分目的でなくても、巣の移動や卵の採取さえも違法となります。

鳥獣保護管理法の意味合いから、鳩の駆除は個人レベルでは不可能です。
防除するしか方法はありません。

鳩は、伝書鳩を見ても分かる通り帰巣本能が大変強いため、まずは巣を作らせないことが大切です。
鳩の習性としてまずはその場所が安全かを調べます。
そして最初は休憩する場所として居着くことから始まって、就寝場所になり、近い将来その場所で巣をつくり卵を産むことが予想されます。

個人レベルでできる鳩除け対策は、一刻も早くベランダ・バルコニーなどにできることを施していくしか方法はありません。



簡単な鳩除け対策

ベランダ

ベランダをきれいに

鳩は安全な場所だと認識すると糞をして目印にするといわれています。
ですから、その目印の糞をベランダから取り除くことが必要です。
ベランダには段ボールや新聞紙や雑誌を縛った束などを置かずに、鳩が隠れる場所を作らないようにすることが大切です。

動物のダミー

鳩が来る場所に、動物のダミーを置いて鳩除けにするのも効果的です。
鳩が怖がって逃げる天敵のダミー、例えばワシ・タカ・フクロウ・猫の置物などがオススメです。
カラスの置物はカラス寄せになってしまう場合があるので確認が必要です。
またゴム製のヘビのおもちゃにも駆除効果があります。

嫌がる香り

バラ・ローズゼラニウム・ミントは鳩が嫌がる香りのため駆除効果があります。
さらにローズゼラニウムをベランダで育てると、鳩が嫌がるニオイを放つため駆除に役立ちます。

忌避剤

鳩が嫌がる臭いの出る忌避剤は、手すりに塗るジェルタイプ、置いておく固形のタイプ、ベランダに散布するスプレータイプがあります。
それぞれに効果期間があるので、定期的に交換し効果を持続させることが必要です。

CDや目玉風船

鳩が来るようになった初期段階に有効な駆除作戦で、CD・目玉風船で鳩を驚かすという方法です。
以前から頻繁に来ている鳩にはあまり効果がないとされています。

鳩よけネット

鳩よけネットは物理的に鳩をベランダに入れないように、ベランダ全体をネットで覆ってしまう方法です。
費用がかかりますし、少しでも隙間があるとその効果が発揮されませんので注意が必要です。
ですからサイズをよく確認してから購入しましょう。
自分でやるのが嫌な場合は業者に相談してもいいかもしれません。

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まとめ

いかがでしたか?
鳩は帰巣本能が強いので、安全な住処、餌場も近いと一度判断してしまうとベランダからなかなか出ていこうとしません。
出来るだけ初期の段階で鳩対策を行っておくことが重要です。

鳩は騒音被害や糞害など様々なトラブルを引き起こします。
もし鳩が住み着いてしまった場合には、法律違反にならないよう、鳩駆除のプロに相談して快適な生活を取り戻しましょう。



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