小型犬でも大型犬でも7歳から高齢期(シニア期)に入ります。
7歳頃から前期高齢期、10歳頃から後期高齢期といい、どんどん老化が進行していきます。
もちろん個体差はあります。
高齢犬は視力や聴力、嗅覚と、全ての感覚が鈍ってきますので、定期的に健康診断を受けてあげてください。
高齢犬の食事
1.タンパク質
高齢犬になると消化機能が低下して、栄養成分の吸収に影響が出てきます。
タンパク質不足になると筋肉量も落ちていき、免疫力が低下してしまいます。
筋肉の維持にはタンパク質(アミノ酸)が効果的です。
良質な動物性タンパク質で、消化のよいごはんを与えましょう。
2.カルシウム
高齢犬はカルシウムの吸収も少なくなっていきます。
ですので当然、骨も弱くなります。
ごはんにはバランスよくカルシウムとリンも含まれたものを与えれば、骨粗しょう症の予防になります。
3.オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸、EPA、DHA)
オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸、EPA、DHA)は、脳や神経系の働きを助けて、血流をよくし、皮膚のバリア機能に優れ、抗炎症作用(皮膚炎、関節炎、腎臓病など)もある栄養素です。
しかし、オメガ3脂肪酸体内で合成することはできないので、サプリメントなどで添加してください。
4.オメガ6脂肪酸
オメガ6脂肪酸が不足すると皮膚状態の悪化や発育不全などを起こします。
オメガ6脂肪酸はオメガ3脂肪酸をあわせて摂取していくことが必要な栄養素です。
ただし、過剰摂取は害になりますので、与え過ぎには注意してください。
5.食物繊維
高齢犬は腸も活発ではなくなり、便秘や下痢になりやすくなります。
便秘予防には適度な食物繊維が必要です。
高齢犬は、腸内細菌も変化・減少しやすいため、適度にヨーグルトを与えてもいいでしょう。
6.抗酸化作用のある栄養素
高齢犬になると体は酸化していきます。
抗酸化作用のある栄養素を取り入れましょう。
・ビタミンE・・・ニンジン、ブロッコリー、カボチャ、ほうれん草、ウナギ、イワシなど
・ビタミンC・・・芽キャベツ、ブロッコリー、ほうれん草、りんご、みかんなど
・βカロテン・・・ニンジン、ほうれん草、カボチャ、ワカメ、ひじきなど
・ポリフェノール(フラボノイド)・・・バナナ、りんごなど
ただし当然ですが、与える量や回数は愛犬に合わせて調整してください。
ごはんと食べる姿勢
高齢犬になるとごはんの好みが変わることがあります。
また、食が細くなったり、硬い食べものを受け付けなくなることもあります。
・高齢犬用の柔らかいフードに変える
・お湯やスープで柔らかくする(ドライフード)
・トッピングしたり、スープをかけるなどして食べやすくする
・食材を替えてみる(豚肉を鶏肉になど)
・自力で食られない高齢犬は流動食にする
1回の食事量を減らして、食事の回数を増やすなどの対策も有効です。
高齢犬になると、首を下げて食べるのが負担となることがあります。
その場合は食器を台の上に置いて食べさせたり、足の長いプレートを使用したり、飼い主が食器を口の高さに合わせてあげるなどの対処をとるが良いでしょう。
高齢犬の寝場所
高齢犬には、家族の目が届きやすい、安心できる寝場所をつくってあげましょう。
できれば、安心できる寝場所が2~3ヶ所あると理想的です。
高齢犬は体温調節がしづらいので、冷暖房が直接あたる場所は避けてください。
もしベッドを使う場合は、高齢犬自体の目的、「床ずれの予防」「熟睡」「弱っている場所のサポート」など、何を優先するのかを考えて、高反発マットや低反発マットなどを選んであげてください。
・反発の度合いが高過ぎない、沈み込み過ぎない
・ある程度の厚さがある
・通気性や肌触りがいい
・洗濯するのが簡単で乾くのも早い
おすすめのごはん
世界一のペット先進国のイギリスで開発されたシニア用ヘルシードッグフードです。
「年をとってもわが子には美味しい食事を楽しんでほしい!」
高齢犬のことを考え抜いた「控えめカロリー、低脂質、高タンパク」のヘルシードッグフード「ピッコロ」は、シニアのワンちゃんを大切に想う飼い主様のために開発された商品です。
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なんといっても高齢犬のために必要な栄養素がしっかり入っている上に「カロリー控えめ!低脂質!高たんぱく!」を実現!
100gあたり355 kcalという控えめカロリーで、健康を気遣いながらも美味しい食事を思いっきり楽しんでいただける、シニア犬のためのフード「ピッコロ」です。
日本では高齢犬といわれる7歳以上のワンちゃんが50%を超えています。
でも高齢犬のことを考え抜いて満足できるドックフードってあまりないのが現状です。
欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアした安心の施設で、徹底した品質管理のもとに作られているシニア用ヘルシードッグフードが「ピッコロ」です。
ピッコロの栄養素
ではピッコロは本当に高齢犬のために作られたドックフードなのかを原材料の栄養素から見ていきましょう。
骨抜きチキン生肉(31%)、骨抜き生サーモン(20%)乾燥チキン(13%)、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆、乾燥サーモン(6%)乾燥全卵(2.5%)チキングレイビー(2%)、アルファルファ、ミネラル類(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD)、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン硫酸、リンゴ、ニンジン、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、ホウレンソウ、クランベリー、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ
ピッコロには肉の使用量が70%と良質な動物性タンパク質が多く含まれていることがわかります。
筋力が落ちやすい高齢犬の健康維持をサポートに気を遣ってツ製造されていることが良くわかります。
チキンとサーモン70%配合で抜群の美味しさを実現し、ヘルシーフードなのに抜群の食いつき、高齢犬の衰えてきている筋肉をしっかりサポートします。
低脂質・カロリー控えめ、高タンパクでヘルシーで、100gあたり355kcalという控えめカロリーも実現、穀物不使用(グレインフリー)は消化器官に低負担、良質な炭水化物のサツマイモは血糖値が急激に上昇しないようにコントロールしてくれる働きがある上に腹もちもいい食材です。
お肉とお魚に加え、サツマイモや厳選された野菜、ハーブ、植物がバランスよくブレンドされていることが良くわかります。
祖タンパク質34.00%、脂質15.00%、粗繊維3.00%、水分8.00%、オメガ6脂肪酸2.38%、オメガ3脂肪酸0.86%、カルシウム1.50%、リン1.41%
高齢犬は関節が弱りやすいので、そのために、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン硫酸を配合し、オメガ6脂肪酸やオメガ3脂肪酸なども使用しています。
関節へのケアもバッチリです。
・高品質のタンパク源で筋肉維持
・サーモンオイルやグルコサミンなどが関節をサポート
・食物繊維豊富なリンゴなどが消化をサポート
・オメガ6とオメガ3で肌と毛も健やかに
このように「ピッコロ」高齢で体力が落ちてしまい、衰えてしまった愛犬の健康維持をサポートするドッグフードとしてとても優秀です。