発達障害の種類|発達障害を理解する


発達障害は脳機能の発達のかたよりによって起こる障害のことをいいます。
得意・不得意と、環境や人とのミスマッチから、社会生活に困難が生じてしまいます。

発達障害は見た目ではわかりづらい場合が多く「自分勝手」「わがまま」など誤解されたり、「怠けている」「親の育て方が悪い」など批判されたりしることもあります。

ここでは、そんな発達障害を理解するために掘り下げてみたいと思います。

発達障害の種類

発達障害の原因は、生まれつきの脳の特性や感染症などが挙げられます。
それは発達障害の種類によって異なっています。
発達障害の分類と種類と主な原因は次のとおりです。



・ダウン症候群

ダウン症候群は、染色体異常によって起こる発達障害に分類されます。

ダウン症候群の方は、筋肉の緊張が低く、多くの場合、発達に遅れがみられます。
発達の道筋は、通常の場合とほぼ同じですが、全体的にゆっくりと発達していきます。

染色体には、22対の常染色体と1対の性染色体があり、常染色体の1つ「21番染色体」が通常よりも1本多くなると、ダウン症候群となります。

・自閉スペクトラム症(ASD)

自閉スペクトラム症(ASD)は、自閉症やアスペルガー症候群の総称で、広汎性発達障害とほぼ同じ概念とされています。
自閉症は、言葉の発達が遅れるほか、コミュニケーションや対人関係などにおいて障害がみられます。
自閉症スペクトラムは障害になるパターンもありますし、障害にならないパターンもあります。
対人関係が苦手・強いこだわりといった特徴をもつ発達障害の一つです。
原因は特定されていませんが、脳の機能障害によって起こると考えられています。

・アスペルガー症候群

アスペルガー症候群は、広い意味での「自閉症」のひとつのタイプです。
自閉症の3つの特徴のうち「対人関係の障害」と「パターン化した興味や活動」の2つの特徴を有し、コミュニケーションの目立った障害がないとされている障害です。
そのため、自閉症と同じで対人関係に障害がみられます。
原因も自閉症と共通していると考えられています。



・学習障害(LD)

学習障害は、知的な発達に問題がないにもかかわらず、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算・推論する」能力に困難が生じる発達障害のことです。
学習障害の主な3つのタイプがあり、「読字障害(ディスレクシア)」「書字表出障害(ディスグラフィア)」「算数障害(ディスカリキュリア)」です。
学習障害が起きる原因については、まだはっきりと解明されていません。

・知的障害

知的障害は精神遅滞とも呼ばれ、知的な発達が遅れることが特徴です。
知的障害は、発達期(18歳まで)に生じ、概念的・社会的および実用的な領域における知的機能と適応機能の双方の明らかな制約によって特徴づけられる能力障害です。
症状が重い場合は子どものころに気づかれることが多いのですが、症状が軽い場合は診断が遅くなります。
原因としては、染色体異常や先天性代謝異常症、中枢神経感染症、胎児期にかかった感染症、脳の奇形などが挙げられます。

発達障害で就職にお困りの方は

リンクビーは発達障害専門の就労移行支援サービスです。
発達障害があり就職活動や働き続けることに不安を感じている方を対象とした就職支援サービスをしています。


リンクビーは15年以上に渡り障害者の就職・転職をサポートを実施してきた「atGP転職サービス」と連携し、プロのキャリアアドバイザーが就職内定までを寄り添ってサポートします。

リンクビーでは、発達障害専門のカリキュラムをご用意しておりますので、コミュニケーションスキルを身につけつつ、自分の得意・不得意を知り、具体的な職業適性の把握や、就職のイメージをつけることができます。

リンクビーに通所されていた方の就職実績も、東京都・大阪府で就職実績No.1(厚生労働省 行政文書開示請求「平成27年度就労移行等実態調査」より)に輝いています。
さらに、就職後の職場定着率も90%(平成29年4月時点)と就職後のフォローも確実です。

リンクビーはこんな方におすすめ

(発達障害がある方で)
・自分に合った仕事がわからない
・職場でのコミュニケーションに不安がある
・就職しても、安定して長く働けるか不安がある
・ずっと就職活動をしているが、うまくいかない
・PCスキルに不安がある



>>>>>【リンクビー】の公式サイト>>>>>

東京(秋葉原・大手町)・大阪(梅田)に週5日(平日)通所可能な方は一度チェックしてください。

仕事情報カテゴリの最新記事